人工知能に勝ちたい
お世話になっております、ワンです。
突然ですが皆さんは『コンピュータ将棋』をご存知でしょうか?
ご存知の体で話を進めさせていただきますが実は私、コンピュータ将棋に強い憧れを抱いています。
どこに憧れを抱いているかと言うと『人間が生み出したモノが人間を越え立ちはだかる』という存在自体がSFみたいな所です。めっちゃカッコいいですよね?とにかくロマンなんです。
私はその『人が生み出した"知識の怪物"に苦戦を強いられつつ何とか勝ちたい』のです。
しかし私は小学生時代に同級生だった「江藤くん」に将棋で惨敗して以来一切将棋をしていないのでコンピュータどころか素人にも勝てる気がしません。
他のボードゲームも…と考えてみましたが
「そもそも人工知能が搭載された機械を持ってない」事に気づいてしまいました。
が、途方にくれる中"ある事"に気がつきました。
(Siriとしりとり対決ならできるのでは……?)
庶民が持つ唯一のAI、スマホのコンシェルジュ的ポジションにあたるSiriなら豊かなボキャブラリーで私を圧倒してくれるかもしれません。
しかし私も『"ぷ"攻めのおおいぬ』と呼ばれる程でしりとりにはそこそこの自信があります。これは私が求めていた『人が生み出した"知識の怪物"に苦戦を強いられつつ何とか勝ちたい』が実現できるかもしれません。
とりあえずSiriに挑戦状を送ってみます
なんと勉強中…
いや、これは仕方ありません
AIとは日々学習していくモノ、彼(彼女)はまだしりとりという"芸"を身につけていなくても何ら不思議な事ではありません。残念ですがSiriはまた数年後に挑み直しましょう。
──完全に想定外でした。まさかしりとりに対応してないとは思わず「どんな"ぷ"攻めをしてやろうか」と数分考えていたので悔しさはひとしおです
しかしいつまでもくよくよしていられません。私が用意したもう一つAIに勝負を挑んでみたいと思います。そのAIの名は
『OK.Google』です
Microsoftが生み出した怪物、TVCMを見ていると分かりますが彼は多様なジョークが飛び出てきます。人と会話が続かない私とは正反対です。
とりあえずそんなボキャブラリー豊かそうでユニークな彼(彼女)にしりとりを挑んでみたいと思います
OK.Google
先行はお前に譲ってやる……ッ!!
接待プレイも良いところです、完全に舐められてます。やってられません。
私は真面目にしりとりがしたかったのに結果としてはAIに断られて舐められてと散々な結果になりました。しかしこの対応が"我々以上の知能を手にした彼ら"なりの平和的レスポンスなのでしょう